消費者庁、健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)等に関する意見募集の結果の公示について

消費者庁が健康増進法の特別用途表示に関する内閣府令案の意見募集結果を発表

消費者庁は、2024年12月10日、健康増進法に規定されている「特別用途表示」に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令の案について、パブリックコメント（意見募集）を実施していました。この意見募集の結果が公示されました。

特別用途表示について

特別用途表示とは、特定の食品や成分が健康に役立つことを科学的根拠に基づいて表示できる制度です。消費者庁が許可した表示のみが使用できます。

改正の内容

今回の改正では、以下の内容が含まれています。

意見募集の結果

パブリックコメントには、一般消費者や食品業界団体などから多くの意見が寄せられました。消費者庁は、これらの意見を踏まえて内閣府令案を修正し、2025年3月1日に施行する予定です。

関連情報

消費者庁：健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)等に関する意見募集の結果の公示について www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/hyoka_hyojij/hyoji_kikaku/tokuteiyouto_2023/result/
健康増進法（昭和62年法律第34号） elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=340AC3000000036

追加情報

改正により、消費者にとっては、特定の食品の健康効果に関する情報がさらにわかりやすくなります。また、食品業界にとっては、根拠に基づいた健康表示が可能となり、製品の差別化につながることが期待されています。