宮崎県で高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の遺伝子解析により亜型が確定
宮崎県は2024年12月9日、「川南町で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝解析及びNA亜型の確定について（第5報）」を発表しました。
概要
12月4日に川南町で実施した野鳥の死骸調査で、採集した4羽のうち2羽が、高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を示しました。
その後実施した遺伝子解析の結果、この2羽のウイルス株が、これまで国内で確認されたことのない新しい亜型「H5N11」であることが判明しました。
関連情報
高病原性鳥インフルエンザは、鳥類に感染するウイルス性疾患で、高い致死率を引き起こします。
H5N11亜型は、これまで世界中で報告されていますが、日本では初めて確認されました。
今後の対応
宮崎県は、引き続き疫学調査や防疫措置を実施します。
また、国内の養鶏場や家きん類を飼育している家庭に対して、感染防止対策の徹底を呼びかけています。
市民への注意喚起
市民に対しては、野鳥の死骸を素手で直接触らないことや、養鶏場を許可なく立ち入らないよう注意が喚起されています。
もし、野鳥の死骸を発見した場合は、最寄りの保健所や市町村役場に連絡してください。
【参考情報】
- 宮崎県発表のニュースリリース：https://www.pref.miyazaki.lg.jp/public/contents/2024/1209kawanabekou.pdf
- 農林水産省「鳥インフルエンザについて」：https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori_influ/tori_QA.html
川南町で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及びNA亜型の確定について（第5報）
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