国庫短期証券の1274回入札、予定額上回る
2024年12月9日午前3時30分、財務省は国庫短期証券（1274回）の入札結果を発表しました。
今回の入札では、予定発行額である2兆円を上回る、2兆2,261億円の入札がありました。平均落札利回りは0.041%となり、前回入札（1273回）の平均落札利回り0.037%から上昇しました。
国庫短期証券は、政府の短期的な資金調達に使用される債券です。一般的にリスクが低く、安全な投資先とされています。
入札結果は、市場が日本の財政健全性と国債市場の安定性に対する信頼感を反映しているとみられます。平均落札利回りの上昇は、市場金利が上昇していることを示唆しており、日本銀行の金融引き締め政策の影響が表れている可能性があります。
なお、国庫短期証券は1週間から1年以内の期間で発行されます。今回の入札では、6か月物が1兆2,000億円、1年物が1兆0,261億円発行されました。
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