北海道旭川市で発生した鳥インフルエンザ、移動制限解除
農林水産省は12月9日、北海道旭川市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内8例目）の移動制限を解除したことを発表しました。
詳細
- 感染が確認された養鶏場周辺で設定されていた移動制限が解除されました。
- 移動制限の解除は、野鳥への感染拡大を防ぐ目的で実施された消毒・殺処分などの防疫措置が完了したためです。
- 移動制限の解除により、養鶏場から一定距離内の家畜の移動や搬出が可能となり、地域の畜産業への影響が緩和されます。
発生状況
- 感染が確認された養鶏場は採卵鶏約10万羽を飼育。
- 11月24日に鶏の死亡が増加し、ウイルス検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
- 感染鶏は全て殺処分され、養鶏場周辺では防疫措置が徹底されました。
今後の対応
農林水産省は、引き続き周辺地域の野鳥や家畜の監視を強化し、再発防止に努めていくとしています。
関連情報
- 北海道旭川市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内8例目）に係る移動制限の解除について（農林水産省）
- 高病原性鳥インフルエンザの発生について（旭川市）
用語解説
- 高病原性鳥インフルエンザ: 鳥類に感染するウイルス性疾患。致死率が高く、感染すると家畜に大きな損害を与える。
- 移動制限: 感染拡大を防ぐため、家畜の移動や搬出を制限する措置。
北海道旭川市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内8例目）に係る移動制限の解除について
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