札幌市で腸管出血性大腸菌（O157など）が発生
札幌市は2024年12月6日、市内での腸管出血性大腸菌（O157など）の発生状況について更新しました。
発生状況
- 12月5日、市立病院で患者1名がO157に感染していることが判明。
- 患者は、12月3日に市内の飲食店で飲食した後に症状が出現。
- 市は、飲食店を調査し、消毒措置を実施しています。
腸管出血性大腸菌感染症とは
腸管出血性大腸菌感染症は、O157やO26などの病原性大腸菌によって引き起こされる感染症です。主な症状は、激しい腹痛、血便、下痢です。重症化すると、溶血性尿毒症症候群（HUS）などの合併症を引き起こす可能性があります。
感染経路
- 感染した牛の肉（主にハンバーグやステーキ）
- 井戸水や河川水
- 生野菜や果物
予防方法
- 肉を十分に加熱する（中心部が75度以上で1分以上）
- 井戸水や河川水は飲まない
- 生野菜や果物はよく洗う
- 手洗いを徹底する
症状が出たら
症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。早期発見・治療が重要です。
関連情報
- 札幌市の発表：https://www.city.sapporo.jp/hokenboshi/press/2024/12/20241206_press_release.html
- 国立感染症研究所：https://www.niid.go.jp/niid/ja/id-disease/ehec-ecoli.html
- 厚生労働省：https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu_anzen/ehec/index.html
腸管出血性大腸菌感染症（O157など）の発生状況について更新しました
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