埼玉県が北朝鮮人権侵害問題啓発週間を実施
埼玉県は、2024年12月10日から16日まで「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」を設けます。これは、北朝鮮の人権侵害に対する国際的な関心を高め、国内における意識啓発を図ることを目的としています。
啓発週間では、県内の主要施設がブルーライトアップされる予定です。
- さいたまスーパーアリーナ
- 県庁舎
- 大宮ソニックシティ
- 県営公園（大宮第二公園、川越水上公園、秩父ミューズパークなど）
また、県内各地で啓発パネルの展示や講演会も開催されます。
北朝鮮の人権侵害
北朝鮮は、世界で最も人権侵害が深刻な国の1つとされています。国民は、表現の自由、集会・結社の自由、宗教の自由など、基本的人権が厳しく制限されています。
さらに、拷問、強制労働、処刑などの残虐な行為も広く行われていることが報告されています。
埼玉県の取り組み
埼玉県は、北朝鮮の人権侵害問題に長く取り組んできました。2008年には「北朝鮮による人権侵害問題の根絶を目指す条例」を制定し、意識啓発や支援活動の促進を図っています。
今年の啓発週間は、この条例の制定16周年を記念して実施されます。
埼玉県は、今回の啓発週間を通じて、県民に北朝鮮の人権侵害の実態を伝え、問題解決のための協力を呼びかけたいとしています。
関連情報
- 埼玉県「北朝鮮による人権侵害問題の根絶を目指す条例」（https://www.pref.saitama.lg.jp/a0801/kitachosenjinken.html）
- 国連人権理事会「北朝鮮人権状況に関する特別報告者」（https://www.ohchr.org/en/hrbodies/HRC/Pages/SRNorthKorea.aspx）
12月10日から16日までは北朝鮮人権侵害問題啓発週間 -県内施設のブルーライトアップなどを実施します-
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