バーミンガムの花火販売業者が、新型コロナウイルス（COVID-19）の融資や会社の資金を不正取得するために書類を偽造し、刑務所に収監
2024年12月2日
バーミンガムの花火販売業者であるデヴィッド・バートン（52歳）が、書類を偽造して新型コロナウイルスの融資と会社の資金を不正取得した罪で懲役3年6か月の刑を言い渡されました。
バーミンガム刑事裁判所での判決によると、バートン被告は2020年、バーミンガムの自営業支援金制度を利用して、自社のアーセナル・ファイヤーワークス・リミテッドに対して1万ポンドの融資を申請しました。しかし、バートン被告は会社の売上を過大申告するなど、申請書に虚偽の情報を記載していました。
さらに、バートン被告は2019年から2022年にかけて、アーセナル・ファイヤーワークス・リミテッドの銀行口座から合計8万ポンドを引き出し、それを個人的な費用に充てていました。この不正行為は会計士の監査によって発覚しました。
バートン被告は当初、すべての容疑を否認していましたが、証拠が提出された後、偽造と横領の罪を認めました。
検察側のマーク・ビショップ氏は、バートン被告の行動は「酌量の余地のないもの」で、「COVID-19パンデミックで苦しんでいる他の企業から資金を奪った」と述べました。
バートン被告の弁護人であるポール・バーン氏は、バートン被告が自らの行動を「深く後悔」していると述べ、寛大な判決を求めました。
裁判官のアンソニー・オコナー氏は、バートン氏の犯罪は「信頼の重大な裏切り」で、「ビジネス界に悪影響を及ぼした」と述べました。
関連情報
- バーミンガム刑事裁判所は、COVID-19パンデミック関連の融資制度の不正使用に関する事件を数多く審理しています。
- 自営業支援金制度は、パンデミックの影響を受けた自営業者や中小企業を支援するために政府が設立したスキームです。
- バーミンガム市議会は、COVID-19関連の詐欺行為に関する通報窓口を設置しています。
Birmingham fireworks trader jailed after forging documents to pocket Covid loan and company funds
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