Panasonic、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社の株式譲渡手続き完了に関するお知らせ

パナソニック、自動運転システム事業を独立法人化、株式譲渡手続き完了

2024年12月02日

パナソニック株式会社は、2024年12月02日に、完全子会社のパナソニックオートモーティブシステムズ株式会社（以下、PAS）の株式譲渡手続きを完了したことを発表しました。

PASの株式譲渡

パナソニックは、PASの全株式を、新たに設立された投資ファンドであるPanasoni Automotive Acquisition Holdings B.V.（以下、PAAH）に譲渡しました。PAAHは、プライベートエクイティファンドのAdvent Internationalとシンガポールの政府投資公社であるGICが共同出資しています。

株式譲渡の目的

この株式譲渡は、PASの自動運転システム事業を成長・加速させ、モビリティの未来における競争力を強化することを目的としています。Advent InternationalとGICは、自動運転技術やモビリティ業界における専門知識と豊富な資金力を有しており、PASの成長を支援する最適なパートナーとされています。

PASの事業

PASは、自動運転システム、コネクテッドカーソリューション、車載ソフトウェア開発に注力する自動車部品メーカーです。同社は、ADAS（先進運転支援システム）から自動運転車まで、幅広い自動運転技術を開発・製造しています。

株式譲渡後の体制

株式譲渡後も、PASはパナソニックグループの一員として事業を継続します。パナソニックは、PASに技術支援やリソースを提供し続け、同社の成長をサポートします。また、PASは既存の顧客との関係を維持し、自動運転システムの開発と販売を継続します。

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