青森県、原子燃料サイクル施設の安全協定に基づく定期報告書を公開
青森県は2024年12月2日、原子力安全対策課より「安全協定に基づく定期報告(原子燃料サイクル施設)」を公開しました。
安全協定とは
安全協定とは、原発などの原子力施設の周辺市町村と事業者（電力会社など）が結ぶ協定で、施設の安全確保と住民の安心・安全確保に関する事項が定められています。
定期報告書の内容
この定期報告書では、青森県内の原子燃料サイクル施設における安全協定の履行状況について記載されています。主な内容は次のとおりです。
- 施設の安全管理体制
- 施設の運転状況
- 放射線モニタリング状況
- 周辺住民との情報提供・意見交換
- 安全協定に基づく協議会活動
原子燃料サイクル施設とは
原子燃料サイクル施設とは、使用済み核燃料の再処理や放射性廃棄物の貯蔵・処分などを扱う施設の総称です。青森県には、六ヶ所村に次のような原子燃料サイクル施設があります。
- 六ヶ所再処理工場
- 六ヶ所低レベル放射性廃棄物処理センター
- 貯蔵・処分関連施設
関連情報
- 青森県原子力安全対策課ウェブサイト：https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/genshiryoku/index.html
- 原子力安全保安院ウェブサイト：https://www.nsr.go.jp/
まとめ
青森県が公開した原子燃料サイクル施設に関する定期報告書は、施設の安全管理体制や周辺住民との情報提供の状況について透明性を図るものであり、住民の安心・安全確保に役立てられます。今後も県では、安全協定に基づいた取り組みを継続し、原子燃料サイクル施設の安全確保と住民の生活環境の保全に努めていきます。
安全協定に基づく定期報告(原子燃料サイクル施設) [原子力安全対策課 12月2日]
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