奈川のカレンダー、松本市が11月30日に公開
松本市は2024年11月30日午後3時、上高地エリアで発見された「奈川のカレンダー」を公開しました。
奈川のカレンダーとは？
奈川のカレンダーは、上高地梓川左岸の奈川渡（ながわど）地区で発見された木製の板です。14世紀半ばに作成されたと考えられており、ヒノキ材をくり抜いた幅7.2センチメートル、長さ17.6センチメートルの板に、墨書で日付けが記されています。
貴重な文化遺産
奈川のカレンダーは、中世日本の日常生活を垣間見ることができる貴重な文化遺産です。記載されている日付けは、雨や農業作業の日を示しており、当時の人々の暮らしぶりがうかがえます。
展示内容
松本市が公開した奈川のカレンダーは、松本市立博物館にて展示されています。展示では、奈川のカレンダーのほか、上高地方面から出土した土器や石器、当時の生活の様子を再現した模型などが展示されています。
アクセス
松本市立博物館 住所：長野県松本市中央4丁目2-22 開館時間：午前9時～午後5時30分 休館日：月曜日（祝日の場合は翌平日）
関連情報
- 上高地梓川左岸奈川渡遺跡（国史跡）：https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/4595
- 松本市立博物館：https://www.museum.city.matsumoto.nagano.jp/
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