金融庁、銀行法施行規則の一部改正案に関するパブリックコメント結果を公表
金融庁は2024年11月29日、銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令（案）についてパブリックコメントを実施し、その結果を公表しました。
改正内容
この改正案は、以下の内容を盛り込んでいます。
- 預金保険機構の預金保護に関する業務の効率化
- 預金保険機構が預金者に支払う預金保険金に関する手続の簡素化
- 銀行の業務に関する簡素化
- 銀行の自己査定報告書等の提出手続の電子化
- 銀行の貸出債権の担保評価業務の効率化
- 金融市場の健全性向上
- 金融市場の取引における不正行為に対する規制を強化
パブリックコメントの結果
金融庁は2023年9月29日から10月28日までパブリックコメントを実施し、計3件の意見が寄せられました。
- 意見1：預金保険金支払いの手続簡素化を歓迎し、さらなる効率化を期待。
- 意見2：銀行の業務簡素化に賛成し、今後さらに業務負荷を軽減する対策を検討するよう求める。
- 意見3：金融市場の不正行為規制強化を支持し、さらなる対策の実施を期待。
今後のスケジュール
金融庁は、パブリックコメントの結果を踏まえて本改正案を検討し、2025年4月頃をめどに施行する予定です。
この改正により、銀行の業務効率化、預金者の保護強化、金融市場の健全性向上などが図られることが期待されています。
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令（案）」等に関するパブリックコメントの結果等について公表しました。
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