広島県が青少年の健全育成条例を改正
広島県は2024年11月28日、青少年の健全育成を目的とした「広島県青少年健全育成条例」及び同条例施行規則を一部改正しました。
改正の主な内容
- SNS利用における親の責任強化：親は、子どもがSNSを利用する際に年齢に応じた利用時間や方法について指導する責任を負うよう明確化。
- 有害サイトの対策強化：有害なウェブサイトへのアクセスを禁止し、違法・有害な情報による被害から子どもを守るための措置を充実。
- 夜間外出時間の厳格化：青少年が夜間（午後10時以降）に外出する際の保護者の同伴義務を拡大。※ただし、学校行事や塾など正当な理由がある場合は除く。
- 風俗営業の規制強化：未成年者とみなされる青少年が風俗営業所に立ち入ることを禁止。
- 教育機関との連携強化：学校や児童福祉施設と連携し、青少年の健全な育成に取り組むための体制を強化。
背景
改正は、近年増加しているSNSの利用によるトラブルや、青少年を取り巻く環境の変化に対応するために行われました。広島県では、青少年の健全な育成を図ることで、将来の県民の健全な成長と社会の発展に寄与することを目指しています。
施行時期
改正条例・規則は、公布の日（2024年11月28日）から施行されます。
関連情報
- 広島県「広島県青少年健全育成条例及び同条例施行規則の一部を改正しました」（外部リンク） www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/123903/shirasedetail.html?id=60923
- 広島県青少年健全育成条例（外部リンク） www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/123903/jouseinenfukushikyoku/seisaku-seisakukeik/sebido-seitohurei/jousei-kenzenikusei-jourei.html
広島県青少年健全育成条例及び同条例施行規則の一部を改正しました
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