宮城県ガンカモ類生息調査、2024年11月実施
宮城県は、2024年11月28日に「宮城県内におけるガンカモ類生息調査の結果について（確定値）」を発表しました。この調査は、自然保護課によって実施されました。
調査概要
調査は、県内の湖沼や河川など、ガンカモ類の生息が確認されている15地点で行われました。調査方法は、双眼鏡や望遠鏡を使用して観察を行う「定点観察」で、ガンカモ類の個体数や生息状況を確認しました。
調査結果
調査の結果、宮城県内では以下のガンカモ類が生息していることが確認されました。
- オシドリ：414羽
- カルガモ：1,728羽
- マガモ：206羽
- ハシビロガモ：11羽
- キンクロハジロ：3羽
関連情報
ガンカモ類は、湿地や水辺に生息する鳥類です。宮城県では、これらの鳥類の生息地を保護し、個体数を維持することが自然環境の保全に不可欠とされています。
特にオシドリは、県鳥に指定されており、その美しい姿と鳴き声で親しまれています。宮城県では、オシドリの繁殖期である3月から4月にかけて、「おしどり夫婦」と呼ばれるペアの仲睦まじい姿を観察できます。
今後の取り組み
宮城県では、今回の調査結果を踏まえて、ガンカモ類の生息地保全のための施策を検討していきます。具体的には、生息地の保護や管理、ガンカモ類の餌となる水生植物の生育を促進する取り組みなどが行われる予定です。
宮城県は、県民とともに自然環境の保全に取り組み、ガンカモ類をはじめとする貴重な野生生物の保護に努めていきます。
宮城県内におけるガンカモ類生息調査の結果について（確定値）（自然保護課）
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