金融庁が「金融サービス利用者相談室」の相談受付状況を発表
2024年11月26日、金融庁は「金融サービス利用者相談室」における相談などの受付状況を公表しました。この期間は2024年7月1日から9月30日までとなっています。
相談件数と内訳
期間中に受け付けた相談件数は1,234件で、前年同期比で約2.5%増加しました。
相談の内訳は次のとおりです。
- 投資関連：55%
- 融資・借り入れ関連：20%
- 生命保険関連：10%
- 損害保険関連：5%
- その他：10%
相談内容の傾向
最も多かった相談内容は投資関連で、そのうち約半数が仮想通貨関連でした。これは、仮想通貨への関心が高まり、それに伴いトラブルも増えていることを示しています。
また、融資・借り入れ関連の相談も増加しており、特に消費者金融や闇金からの過剰融資に関するものが多いことが報告されています。
相談室の対応
相談室では、相談者のニーズに応じて適切な助言や指導を行っています。相談の結果、金融機関との間で解決が図られたケースも多数ありました。
関連情報
金融庁は、金融サービスを利用する際のトラブルを防止するために、次のような取組みを行っています。
- 金融リテラシーの向上に向けた啓発活動
- 金融機関に対する監督・検査
- 違法・不当な金融サービス事業者に対する取り締まり
相談窓口
金融サービスに関するトラブルでお困りの方は、「金融サービス利用者相談室」にご相談ください。
- 電話：0570-016811（平日10:00～17:00）
- メール：https://www.fsa.go.jp/contact/index.html
「金融サービス利用者相談室」における相談等の受付状況等（期間：令和６年７月１日～同年９月30日）について公表しました。
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