DHL貨物機がコスタリカで墜落、パイロット2名が死亡
2024年11月25日午後2時20分（現地時間）、ドイツの物流大手DHLの小型貨物機がコスタリカ北西部のグアナカステ国際空港に着陸しようとした際に墜落しました。
墜落したのは、ボーイング757-200F貨物機で、グアテマラの首都グアテマラシティからコスタリカのサンホセに向かう途中でした。
コスタリカ民間航空局（DGAC）によると、事故機には2人のパイロットが搭乗しており、2人とも死亡した可能性が高いとのことです。DGACは、遺体の回収作業はまだ進行中であるため、公式な死亡確認は行われていません。
コスタリカのカルロス・アルバラード大統領は、この悲劇的な事故に哀悼の意を表し、調査が徹底的に行われることを約束しました。
事故の原因はまだ明らかになっていませんが、悪天候が影響した可能性があります。墜落当時、この地域では激しい雷雨と強い風が吹いていました。
DGACは、調査チームが現場に派遣され、事故の原因を究明しているとしています。国家運輸安全委員会（NTSB）とボーイング社も調査に協力しています。
DHLは、今回の事故への対応状況についてコメントを控えています。同社は、関係当局と協力し、事故の原因究明に努めているとしています。
この事故は、DHLにとって2010年以来初の貨物機墜落事故となります。2010年には、DHLの貨物機がバーレーンで墜落し、乗員5人全員が死亡しました。
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