消費者物価指数（CPI）が上昇、2024年10月は4.3%上昇
総務省は2024年11月21日20:00に、2020年基準での消費者物価指数（CPI）全国2024年（令和6年）10月分を発表しました。
CPIは、一般の家庭が購入する商品やサービスの価格変動を測定する指標です。2020年10月を100として、それ以降の価格変動をパーセンテージで表しています。
10月分のCPI
2024年10月のCPIは104.3と発表され、前年同月比で4.3%上昇しました。主な上昇要因は以下の通りです。
- エネルギー価格の上昇（15.3%上昇）
- 食料価格の上昇（6.0%上昇）
- 電気代の上昇（3.8%上昇）
関連情報
直近のCPIの動きは以下の通りです。
- 2024年9月：前年同月比3.9%上昇
- 2024年8月：前年同月比3.5%上昇
- 2024年7月：前年同月比3.2%上昇
また、総務省は今回のCPI発表に合わせて、以下のような追加情報を提供しています。
- 生鮮食品を除くコアCPI：前年同月比3.6%上昇
- エネルギーと生鮮食品を除くコアコアCPI：前年同月比2.2%上昇
今後の見通し
エネルギー価格や食料価格の上昇は消費者物価全体に影響を与えており、今後のCPIの推移が注目されています。総務省は、物価上昇が続く可能性があるとの見方を示しています。
家計への影響
消費者物価の上昇は、家計に大きな影響を与えます。物価上昇率が賃金上昇率を上回ると、実質所得が減少することになり、家計の購買力が低下します。
政府は物価上昇対策を実施していますが、今後さらなる対策が必要となる可能性があります。
2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)10月分
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