北海道でさらに高病原性鳥インフルエンザ疑い、遺伝子解析で確定
2024年11月18日、農林水産省は北海道で8例目の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認したと発表しました。
発生場所と経緯
この疑似患畜は、北海道旭川市の養鶏場で11月16日に見つかった死んだニワトリです。農林水産省の検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスへの感染が疑われ、遺伝子解析が行われました。
遺伝子解析とNA亜型の確定
遺伝子解析の結果、この疑似患畜がH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確認されました。NA亜型はN1です。
関連情報
この発生に伴い、以下の対策が講じられています。
- 発生農場周辺の約10キロ圏内に移動制限区域が設定されました。
- 発生農場から半径3キロメートルの区域内のすべての家きんが殺処分されます。
- 発生農場周辺の養鶏場や野鳥の監視が強化されます。
今後の対応
農林水産省は、この発生の拡大防止と家きんの被害を最小限に抑えるために、引き続き関係機関と連携して対策を実施するとしています。
消費者への注意喚起
農林水産省は、適切に処理された家きんやその製品を食べることは安全であると強調しています。鳥インフルエンザウイルスは十分な加熱（75度以上で1分以上）によって不活化します。
北海道で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜（国内8例目）の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
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