パナソニックとシーベジタブル、海藻養殖による社会課題解決の実証契約を締結
パナソニックホールディングス株式会社(以下、パナソニック)とシーベジタブル株式会社(以下、シーベジタブル)は、海藻養殖を通じた社会課題の解決に向けた共同実証契約を締結しました。
実証の概要
この共同実証は、2025年3月までパナソニックの「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)」をフィールドとして行われます。パナソニックのIoT(モノのインターネット)センサーやAI技術を活用し、海藻の生育状況や環境データをモニタリングします。
また、シーベジタブルが持つ海藻養殖技術とパナソニックの技術を組み合わせることで、効率的な海藻養殖システムの構築を目指します。
背景と目的
近年、地球温暖化や海洋汚染などの環境問題が深刻化しています。海藻は二酸化炭素を吸収し、浄水作用があるため、これらの問題の解決に貢献することが期待されています。
この実証では、海藻養殖の効率化と安定化を図り、海藻を社会課題解決のための資源として活用することを目指します。
関連情報
パナソニックホールディングス株式会社 パナソニックは、家電製品、エレクトロニクス機器、住宅設備や建設資材など、幅広い事業を展開する総合電機メーカーです。
シーベジタブル株式会社 シーベジタブルは、海藻養殖・加工・販売を行う企業です。国内最大規模の海藻養殖場を有しており、持続可能な海藻養殖の推進に取り組んでいます。
Fujisawa SST Fujisawa SSTは、パナソニックが開発するスマートタウンです。エネルギーマネジメントやIoT技術を活用し、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指しています。
今後の展望
パナソニックとシーベジタブルは、この実証を通じて得られた知見を活用し、海藻養殖の最適化や新たな技術開発に取り組みます。また、この取り組みを他地域や産業に拡大し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
パナソニックHDとシーベジタブル、海藻養殖を通じた社会課題の解決に向けた可能性を検討する共同実証契約を締結
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