日本語教員試験の出願状況が発表
文部科学省は、2024年11月15日午前5時に「令和6年度日本語教員試験出願状況について」を発表しました。
出願状況
今年の日本語教員試験の出願数は20,339人でした。これは前年度（18,762人）を1,577人上回る増加となっています。
都道府県別出願数
出願者数が最も多かったのは東京都で、3,908人に達しました。次いで大阪府（1,780人）、愛知県（1,404人）と続いています。
科目別出願数
出願者数が最も多かった科目は中学校国語で、11,013人に上りました。次いで小学校国語（6,480人）、高等学校国語（2,846人）となっています。
関連情報
- 日本語教員試験は、小学校・中学校・高等学校で国語を教える教員免許を取得するための試験です。
- 試験は毎年8月中旬に行われ、筆記試験と面接試験で構成されています。
- 合格率は近年上昇傾向にあり、2023年度は小学校国語が33.8%、中学校国語が34.1%となっています。
分析
出願数の増加は、教育現場での日本語教員の需要が高まっていることを示しています。特に、中学校国語科の需要が強いことがわかります。
今後、日本語教員養成大学の倍率が高まったり、合格基準が厳しくなったりする可能性があります。日本語教員を志望する人は、早めに準備を始めることが重要です。
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