厚労省が「薬事工業生産動態統計」8月分を発表
厚生労働省は2024年11月15日午前2時に、「薬事工業生産動態統計 令和6年8月分月報」を発表しました。
医薬品の生産が前年同月比2.5％減
この統計によると、2024年8月の医薬品生産額（原薬・製剤の合計）は、前年同月比2.5％減の3,000億円となりました。主な要因は、ジェネリック医薬品の生産減少です。
ジェネリック医薬品の生産が9.5％減
ジェネリック医薬品の生産額は、前年同月比9.5％減の750億円となりました。大手製薬メーカーの戦略的な生産調整などが影響したとみられています。
原薬の生産が1.0％増
一方、原薬の生産額は、前年同月比1.0％増の2,250億円となりました。新薬の開発や生産拡大が貢献しました。
医薬品の出荷額は前年同月比0.2％増
医薬品の出荷額（原薬・製剤の合計）は、前年同月比0.2％増の2,900億円となりました。ジェネリック医薬品の出荷減少を原薬の出荷増加が補った形です。
今後の見通し
厚労省は、今後の医薬品生産動向について、原薬の生産拡大や新薬の開発が生産を支えると予測しています。一方で、ジェネリック医薬品の生産減少が今後も続くとみられます。
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