石綿関連疾患の業務上認定に関する検討会開催へ
厚生労働省は、2024年11月15日午前5時に「令和6年度第7回石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会」を開催すると発表しました。
検討の対象
この検討会では、以下を含む石綿関連疾患の業務上認定に関する事項を検討します。
- 石綿関連疾患の認定基準や手続き
- 石綿ばく露の調査・分析方法
- 認定の適用範囲の拡大や縮小
- 業務上認定後に受診可能な医療機関の範囲
背景
石綿はかつて断熱材や建設資材として広く使用されていましたが、それが健康に悪影響を及ぼすことが判明し、近年使用が禁止されています。石綿ばく露による疾患には、肺がん、中皮腫、石綿肺などの深刻なものがあります。
検討の目的
この検討会の目的は、石綿関連疾患に対する公平かつ適切な業務上認定を確保するために、認定基準や手続きを改善することです。検討では、科学的証拠や最新の知見を考慮し、患者とその家族への支援を強化する方法が検討されます。
関連情報
この検討会は、厚生労働省の石綿健康被害救済事業の一環として開催されます。この事業には、次のような内容が含まれます。
- 石綿関連疾患に対する無料の特別健診
- 認定患者への給付金や医療費補助
- 石綿ばく露の防止対策への支援
詳細
「令和6年度第7回石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会」は、以下の詳細で開催されます。
- 日時: 2024年11月15日（金）午前5時
- 場所: 厚生労働省1号館2階102会議室（東京都千代田区霞が関1-2-2）
- 議題: 上記の検討事項
- 出席者: 厚生労働省職員、専門家、関係団体代表者など
検討会の詳細は、厚生労働省のウェブサイトで随時更新されます。
令和６年度第７回「石綿に係る疾病の業務上外に関する検討会」を開催します
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