日本郵便、中間期決算で増収増益を達成
2024年11月14日、日本郵便は2025年3月期中間期（4月～9月）の連結決算の概要を発表しました。
業績概要
- 売上高: 2兆4,408億円（前年同期比4.3%増）
- 営業利益: 2,146億円（同11.4%増）
- 経常利益: 2,295億円（同18.8%増）
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,137億円（同3.3%増）
要因分析
増収増益の要因は主に次のとおりです。
- 物流事業の堅調な需要: EC（電子商取引）の拡大により、宅配便の需要が増加しました。
- 郵便事業の安定した収入: 定期郵便物とゆうパックなどのサービスが安定した収入をもたらしました。
- コスト削減施策の成果: 自動化や効率化などの取り組みがコスト削減に貢献しました。
関連情報
日本郵便は、郵便・物流・金融などの事業を展開する日本郵政グループの中核企業です。中間期決算では、以下の関連情報も発表されました。
- 郵便事業: 定期郵便物の取扱数は前年同期比横ばいでしたが、「はこBOON」などの小包サービスが堅調でした。
- 物流事業: 宅配便取扱数は前年同期比3.1%増となり、ヤマトホールディングスとの資本提携の成果が見られました。
- 金融事業: 銀行・保険事業は安定的に推移し、ゆうちょ銀行の定期預金残高は増加しました。
見通し
日本郵便は、2025年3月期の業績予想を据え置きました。
- 売上高: 5兆1,000億円（前期比4.9%増）
- 営業利益: 4,500億円（同4.9%増）
- 親会社株主に帰属する年純利益: 2,400億円（同1.0%減）
同社は、今後もECの拡大やデジタル化の進展などに対応し、成長を図っていくとしています。
2025年3月期 日本郵政グループ 第2四半期（中間期）連結決算の概要
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