マイコプラズマ肺炎にご注意ください
（2024年11月14日、栃木県発表）
栃木県は、現在県内においてマイコプラズマ肺炎の発生が確認されているとして、注意を呼びかけています。
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニアエという細菌の一種が肺に感染して引き起こされる肺炎です。かぜと似た症状がみられ、主な症状は以下です。
- 発熱（37～38度程度）
- 咳（乾いた咳が多い）
- 頭痛、筋肉痛
- 倦怠感
感染経路
マイコプラズマ肺炎は、感染者の咳や会話による飛沫を吸い込むことで感染します。
潜伏期間
感染してから症状が出るまでの潜伏期間は、2～3週間程度です。
治療法
マイコプラズマ肺炎には専用の抗菌薬があり、適切な治療を受ければ1～2週間程度で治ります。ただし、抗菌薬が効き始めるまでは症状が続くことがあります。
予防法
マイコプラズマ肺炎を予防するワクチンはありません。感染予防には、以下のような対策が有効です。
- うがい・手洗いをする
- 咳やくしゃみをする時はマスクをする
- 人混みや閉鎖空間を避ける
- 十分な睡眠と栄養を取る
重症化しやすい人
一般的にはマイコプラズマ肺炎は軽症で済むことが多いですが、次のような人は重症化しやすいと言われています。
- 免疫力が低下している人
- 喫煙者
- 慢性的な肺疾患がある人
上記のような方は、症状が出た場合は早めに医療機関を受診しましょう。
栃木県での状況
栃木県では、2024年11月現在、マイコプラズマ肺炎の発生が確認されています。県では、医療機関への注意喚起や感染予防啓発などの対策を行っています。
関連リンク
- 栃木県ホームページ：マイコプラズマ肺炎について www.pref.tochigi.lg.jp/e52/mykoplasma/
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