住友金属鉱山、2024年度第2四半期決算で好調続く
住友金属鉱山は2024年11月12日、2024年度(2025年3月期)第2四半期(中間期)の決算短信を発表しました。
業績の概況
中間期の連結売上高は前年同期比13.3%増の1兆3,885億円、営業利益は同15.5%増の2,013億円となりました。純利益は同10.1%増の1,265億円と、売上高、営業利益、純利益のいずれも好調に推移しています。
好調の要因
業績好調の主な要因は、次のようなものと考えられます。
- 非鉄金属価格の上昇: ニッケルや銅などの非鉄金属価格が上昇傾向にあるため、同社の金属事業の収益が拡大しました。
- 貴金属価格の堅調: 金や銀などの貴金属価格は比較的堅調に推移しており、同社の貴金属事業の収益を押し上げました。
- 資源事業の堅調な推移: 石炭やセメントなどの資源事業が堅調に推移しており、同社の資源事業の収益が堅調に推移しています。
今後の見通し
住友金属鉱山は2024年度の通期連結業績予想を上方修正しました。
- 売上高: 2兆7,500億円(従来予想:2兆7,000億円)
- 営業利益: 4,000億円(従来予想:3,900億円)
- 純利益: 2,500億円(従来予想:2,400億円)
同社は、非鉄金属や貴金属の堅調な需要と資源事業の堅調な推移を背景に、通期業績予想を上方修正したとしています。
株価の反応
この好決算を受けて、住友金属鉱山の株価は上昇しています。11月12日の取引終了時点で、前日比4.2%高の2,420円となっています。
※本記事は公開されている情報に基づいて作成されたものであり、将来の業績を保証するものではありません。投資判断にあたっては、ご自身でご判断いただくようお願いいたします。
2024年度(2025年3月期)第2四半期(中間期)決算短信
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