住友金属鉱山、2024年度第2四半期決算で堅調な業績を報告
2023年11月12日
東京発 - 住友金属鉱山株式会社（以下、住金鉱山）は、2024年度（2025年3月期）第2四半期決算（2023年4月1日～9月30日）の機関投資家向け資料を公開しました。
この資料によると、住金鉱山は引き続き堅調な業績を維持しており、以下の主要な財務指標で好調な結果を報告しました。
- 売上高： 1兆7,833億円（前年同期比2.7%増）
- 営業利益： 2,497億円（同16.8%増）
- 経常利益： 3,091億円（同14.8%増）
- 親会社株主帰属当期純利益： 1,745億円（同9.0%増）
この業績の向上は、主に以下によるものです。
- 銅やニッケルなどの資源価格の上昇
- 非鉄金属マーケットの堅調さ
- 自動車やエレクトロニクスなどの産業における需要の増加
資源価格上昇が収益に貢献
資源価格の上昇は、住金鉱山の収益に大きく貢献しました。特に、銅価格は需要の堅調さと供給の制約により上昇を続け、住金鉱山の鉱山事業の収益性を押し上げました。
自動車産業の回復が非鉄金属需要を牽引
自動車産業の回復は、非鉄金属の需要を牽引しています。電気自動車（EV）やハイブリッド車へのシフトに伴い、銅やニッケル、アルミニウムなどの非鉄金属に対する需要が拡大しています。
今後の見通し
住金鉱山は、2024年度通期の業績見通しを修正し、以下のように上方修正しました。
- 連結売上高： 3兆5,200億円（従来3兆5,000億円）
- 連結営業利益： 4,900億円（同4,700億円）
この見通しの上方修正は、資源価格の堅調さと非鉄金属需要の増加を反映しています。住金鉱山は、今後も堅調な業績の維持に取り組んでいます。
関連情報
- 住友金属鉱山株式会社ホームページ：https://www.smm.co.jp/index.html
- 2024年度第2四半期決算 機関投資家向け電話会議資料：https://www.smm.co.jp/ir/library/pdf/20231112_2q.pdf
2024年度（2025年3月期）第2四半期決算 機関投資家向け電話会議資料を掲載しました
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