NTTが固定電話の「番号ポータビリティ」サービスを開始
2024年11月12日午前6時、NTTは「固定電話サービス提供事業者間における双方向番号ポータビリティ」サービスの提供を開始します。
番号ポータビリティとは？
番号ポータビリティとは、電話回線を別の通信事業者に切り替えても、電話番号を引き続き使用できるサービスです。これにより、お客さまは事業者間の乗り換えを容易に行うことができます。
双方向ポータビリティとは？
従来の番号ポータビリティでは、移動できるのは固定電話からモバイル電話のみでした。今回の双方向ポータビリティでは、モバイル電話から固定電話へも電話番号を引き継ぐことができるようになります。
メリット
番号ポータビリティには以下のようなメリットがあります。
- 電話番号の変更に伴う手間や費用を削減
- 事業者間の料金やサービスを比較検討し、よりお得なプランを選択可能
- 電話回線の切り替えによる電話番号の喪失を防ぐ
対応事業者
現時点では、NTT以外の固定電話事業者は番号ポータビリティに対応していません。今後、他の事業者も対応する見込みです。
手続き
番号ポータビリティを利用するには、新しい通信事業者へ移転の手続きを行います。指定された期間内に、ポータビリティコードが発行され、それを新しい事業者に提出することで、電話番号の移転が完了します。
今後の展開
NTTは、固定電話のIP電話化を推進しており、将来的に番号ポータビリティがすべてのIP電話サービスに適用される見通しです。これにより、固定電話とモバイル電話間のシームレスな番号移転が可能になります。
番号ポータビリティの導入により、固定電話サービス市場の競争が促進され、お客さまがより柔軟にかつお得に電話サービスを利用できることが期待されています。
固定電話サービス提供事業者間における双方向番号ポータビリティの開始について
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