札幌市でヒグマの痕跡確認
札幌市は2024年11月12日午前0時23分、手稲区の豊滝市民の森でヒグマの痕跡（糞）を確認したと発表しました。
場所と状況
痕跡が見つかったのは、豊滝市民の森の沢沿いの散策路付近です。この散策路は、周辺の住宅地や道路に近く、多くの人が利用しています。
ヒグマの特徴および痕跡
ヒグマは、日本に生息するクマの中で最も大型の種です。体長は1.5～2.5メートル、体重は150～300キログラムにもなります。体は茶褐色で、胸に白い三日月形の模様があります。
ヒグマの痕跡には、糞のほか、足跡、爪痕、毛などが含まれます。今回の糞は、新鮮で、体長約2メートルの大型の個体によるものと推定されています。
関連情報
札幌市は、ヒグマの痕跡が確認されたことを受けて、周辺住民に対して注意を呼びかけています。
- 周辺を散策する際には、十分に注意し、クマの気配を感じたらすぐにその場を離れる。
- クマに出くわした場合は、決して近づかず、静かに離れる。
- 住宅の周辺に食べ物や生ごみを放置しない。
対策
札幌市は、ヒグマの出没を防ぐために、以下の対策を講じています。
- クマの出没しやすい場所の調査やパトロールの強化。
- クマを寄せ付けないためのフェンスや電気柵の設置。
- クマに関する情報を住民に周知する啓発活動。
住民への注意喚起
札幌市は、住民に対して引き続き警戒を呼びかけています。ヒグマは、予想以上に素早く移動するため、目撃情報があった場合はすぐに市役所に連絡するようお願いしています。
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