任天堂、2024年上半期決算を発表
ゲーム大手任天堂は2024年11月8日、2024年3月期第2四半期（2023年4月～9月）の決算報告書を発表しました。
業績ハイライト
- 売上高：1兆5,279億円（前年同期比2.1%減）
- 営業利益：4,366億円（前年同期比3.4%減）
- 純利益：3,137億円（前年同期比2.2%減）
主要要因
売上高と利益の減少は主に、主力製品であるNintendo Switchの販売台数の減少が要因となっています。第2四半期のSwitchハードウェアの販売台数は2,93万台で、前年同期の3,46万台から減少しました。
一方で、ソフトウェアの販売は好調で、Switch用ソフト「スプラトゥーン3」が好調な売れ行きを見せました。「スプラトゥーン3」は、第2四半期に790万本以上を販売し、Switchで最も売れたタイトルの1つとなりました。
財務状況
任天堂の財務状況は引き続き良好です。同社の現金及び現金同等物は1兆円を超え、負債はほとんどありません。
株主還元
任天堂は、2024年3月31日に1株あたり1,200円の臨時配当を実施することを発表しました。
今後の見通し
任天堂は、2024年3月期の通期業績見通しを据え置き、売上高1兆7,000億円、営業利益5,600億円、純利益4,000億円を予想しています。
同社は、Nintendo Switchの販売促進や新しいゲームソフトの開発に注力し、業績の回復に努めていくとしています。
関連情報
- 任天堂「第85期 半期報告書」：https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2024/23q2_j.pdf
- 任天堂の公式ウェブサイト：https://www.nintendo.co.jp/
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