NTTがスマートシティ規格「ISO 37106」普及に向けた連携へ
通信大手のNTTは、国際標準化機構(ISO)が策定したスマートシティに関する国際規格「ISO 37106」の普及を促進するため、関連するさまざまな組織との間で基本合意書を締結しました。締結日は2024年11月7日02:00です。
スマートシティとは
スマートシティとは、情報通信技術(ICT)を積極的に活用することで、都市の課題解決や住民の利便性向上を図る都市のことです。交通渋滞の緩和やエネルギー消費の最適化、医療や教育サービスの向上などが期待されています。
ISO 37106の重要性
ISO 37106は、スマートシティ開発のガイドラインやベストプラクティスを提供する国際的な規格です。この規格は、都市のインフラ、サービス、ガバナンスを総合的に捉え、スマートシティの包括的な開発を促進することを目的としています。
NTTの役割
NTTは、この規格の普及において重要な役割を果たします。同社は、以下のような取り組みを実施します。
- 各組織での規格の理解と実装を支援する
- 規格に基づくソリューションやプラットフォームの開発
- 規格の国際的な普及活動への協力
締結した組織
基本合意書には、以下の組織が参加しています。
- 日本スマートシティ推進機構
- 一般社団法人スマート都市連合
- 一般財団法人日本経済団体連合会
- 一般財団法人インテリジェント・シティ・プラットフォーム・ジャパン
期待される効果
この提携により、以下の効果が期待されます。
- 日本のスマートシティ開発の標準化と加速化
- 国際的なスマートシティイニシアチブとの連携強化
- 住民の生活の質向上や都市の持続可能性の確保
関連情報
- NTTプレスリリース:https://www.ntt.co.jp/news2024/241107a.html
- ISO 37106:https://www.iso.org/standard/69916.html
- 日本スマートシティ推進機構:https://www.japan-smartcity.jp/
スマートシティ国際規格ISO 37106の普及に向けた基本合意書の締結について
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