沖縄県、世界自然遺産登録地の野良猫対策を実施へ
沖縄県は、2024年11月7日に『世界自然遺産登録地の沖縄島北部におけるネコの収容情報及び譲渡等について』を公開しました。
背景
沖縄島北部は絶滅危惧種のヤンバルクイナやノグチゲラが生息する貴重な自然生態系が保全されています。しかし、この地域には野良猫が多く生息しており、ヤンバルクイナやノグチゲラの捕食による個体数減少が懸念されています。
対策内容
沖縄県は、野良猫による被害を防ぐために以下の対策を実施します。
- 野良猫の収容
- 収容された野良猫の譲渡
- ネコへの不妊・去勢手術の促進
- 野良猫の餌やり禁止条例の制定
収容場所
野良猫は、以下の場所に収容されます。
- 沖縄市ネコ収容センター
- 名護市ネコ収容センター
- 国頭村ネコ収容センター
譲渡について
収容された野良猫は、不妊・去勢手術を受けた後、里親に譲渡されます。譲渡を希望する方は、各収容センターにお問い合わせください。
不妊・去勢手術の促進
沖縄県では、野良猫の不妊・去勢手術を推進しています。手術費用は自己負担となりますが、一部の自治体では助成制度があります。
餌やり禁止条例
沖縄県では、野良猫への餌やりを禁止する条例を制定しています。餌やりを行うと野良猫が増殖し、被害が拡大する可能性があります。
関連情報
- 沖縄県世界自然遺産登録地の沖縄島北部におけるネコの収容情報及び譲渡等について www.pref.okinawa.lg.jp/site/a03/hozen/sekaishizenisan/neko01.html
- 沖縄県環境部自然保護課 www.pref.okinawa.lg.jp/site/a03/hozen/shizenhogo/
- ネコの不妊・去勢手術助成制度（沖縄市） www.city.okinawa.okinawa.jp/kurashi/animal/nekonofuseisurugei.html
まとめ
沖縄県は、世界自然遺産登録地の貴重な生態系を守るため、野良猫対策を強化しています。野良猫を見かけた場合は、収容センターに連絡し、譲渡や不妊・去勢手術の推進にご協力ください。
世界自然遺産登録地の沖縄島北部におけるネコの収容情報及び譲渡等について
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