名古屋市のしだみ古墳群ミュージアムで歴史講演会開催
2024年11月6日（水）、名古屋市にあるしだみ古墳群ミュージアムで「歴史講演会『金属の技術「鈴鏡・倭鏡を鋳込む」』」が開催されます。
講演内容
講演では、古代日本の金属加工技術の粋を集めた「鈴鏡（れいきょう）」と「倭鏡（わきょう）」にスポットを当てます。講師は、名古屋市博物館の学芸員である林正博氏が務めます。
林氏は、鈴鏡と倭鏡の製造工程や当時の金属加工技術の高度さについて解説します。また、しだみ古墳群から出土した鈴鏡の実物も展示され、古代の職人の技を間近で見ることができます。
鈴鏡と倭鏡
鈴鏡は、金属の円盤に鈴を取り付けた装身具です。古代日本においては、祭祀や権力の象徴として用いられました。
一方、倭鏡は、青銅や鉄製の円鏡で、表面に文様が施されています。倭鏡は、祭祀や儀礼の際に神への捧げものとして使用されたと考えられています。
しだみ古墳群
しだみ古墳群は、名古屋市南部にある古代の墓地です。4世紀から6世紀にかけて築かれた数十基の古墳があり、豊富な副葬品が出土しています。
同古墳群からは、鈴鏡や倭鏡をはじめ、金製品や鉄器などの貴重な遺物が多数発見されています。
講演会概要
- 日時：2024年11月6日（水）13:30～15:00
- 場所：しだみ古墳群ミュージアム（名古屋市南区笠寺町1-101）
- 参加費：無料
- 定員：先着30名（申し込みは不要）
この講演会は、歴史に興味のある方や、金属加工技術の知識を深めたい方に適しています。皆様のご参加をお待ちしております。
体感！しだみ古墳群ミュージアム 歴史講演会『金属の技術「鈴鏡・倭鏡を鋳込む」』
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