ウズベキスタン下院選で現与党が勝利
公開日： 2024年11月6日 01:35
出典： 日本貿易振興機構（JETRO）
ウズベキスタンでは、2024年11月4日に下院選挙が実施されました。主要な結果は以下の通りです。
与党が勝利
与党「リベラル民主党」が、全150議席中100議席を獲得して勝利しました。リベラル民主党は、現大統領シャブカット・ミルジヨエフ氏の率いる政党です。
野党は議席獲得ならず
野党連合「国民民主党」は議席を獲得できませんでした。これにより、ウズベキスタンは一党優位制が続くことになります。
投票率
投票率は80.2％で、2019年の下院選挙（77.5％）よりも高くなりました。
背景
今回の選挙は、ミルジヨエフ大統領が2期目の任期を終える2026年に予定されている大統領選挙を見据えた重要な選挙と見られていました。ミルジヨエフ大統領は、経済改革や社会開放を推進しており、今回の勝利によって同氏の権力がさらに強化されたとされています。
ウズベキスタンの政治情勢
ウズベキスタンは中央アジアに位置する共和国で、人口は約3,600万人です。1991年にソビエト連邦から独立して以来、イスラム・カリモフ大統領の下で一党優位体制が続いてきました。2016年にミルジヨエフ氏が大統領に就任して以降、徐々に改革が進められています。
日本との関係
日本とウズベキスタンは良好な関係を築いています。特に、エネルギーやインフラ分野での協力が進んでいます。ウズベキスタンは、日本の主要な液化天然ガス（LNG）供給国の一つです。
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