福岡市が岸壁観光を活性化へ「クルーズ」初公開
福岡市は2024年11月1日午前3時に、中央ふ頭ターミナル岸壁に停泊中のクルーズ船「Cruise」を初公開しました。
「Cruise」は全長348m、全幅47m、総トン数14万トンという巨大なクルーズ船で、最大で4,200人の乗客と1,450人の乗組員を収容できます。福岡では初の寄港となり、岸壁観光を活性化することが期待されています。
「Cruise」はカリブ海や地中海を巡るクルーズで人気を博しており、福岡への寄港は9月に横浜から出発した世界一周クルーズの一部です。船内には豪華な客室、レストラン、バー、プール、劇場など、さまざまな施設が備わっています。
福岡市の高島宗一郎市長は、「福岡の観光産業にとって画期的なイベントです。この寄港をきっかけに、福岡をクルーズ船の新たな拠点として発信していきたい」とコメントしました。
福岡市では、「Cruise」の寄港に合わせて、岸壁周辺で歓迎イベントや観光ツアーを実施する予定です。また、市ではクルーズ船の受け入れを促進するために、岸壁を拡張するなどの整備を進めています。
今後、「Cruise」は11月2日午前7時に福岡を出発し、次の寄港地である上海へ向かう予定です。
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