東北電力、１０月定例社長記者会見概要

東北電力が10月定例社長記者会見を開催

東北電力株式会社は、2024年10月31日（水）に10月定例社長記者会見を開催し、以下について発表しました。

■ 経営状況

• 2023年春以降、燃料価格高騰による電気料金の値上げを検討している。
• 値上げ幅は、現時点では未定だが、家庭向けで10～15％、産業向けで15～20％を想定している。
• 値上げの主な要因は、液化天然ガス（LNG）や石炭などの燃料価格の高騰による発電コストの上昇。

■ 石油・LNG調達計画

• 2023年度は、LNGの調達量を約12％削減し、石油の調達量を約5％増加させる予定。
• LNGの調達先を多様化し、アメリカやモザンビークから調達する計画。
• 原油価格は高止まりが予想されるため、石油調達費の増加が懸念される。

■ 再生可能エネルギーへの取り組み

• 2030年までに再生可能エネルギーの導入量を現在の2倍にすることを目指している。
• 太陽光発電と陸上風力発電に注力し、洋上風力発電の開発も推進する。

■ 送配電事業

• 送配電網の安定化に向けた投資を強化する。
• 2024年度は送配電事業で約1,300億円の投資を計画。

■ 関連情報

• 東北電力のプレスリリース：https://www.tohoku-epco.co.jp/news/html/20241031-01.html
• 経済産業省の燃料価格高騰に関する情報：https://www.meti.go.jp/shingikai/santei/denryoku/index.html

１０月定例社長記者会見概要

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