横浜市、中高生の「暴力行為」「いじめ」「長期欠席」調査結果を発表
横浜市は2024年10月31日、市内の中学校と高等学校における令和5年度「暴力行為」「いじめ」「長期欠席」に関する調査結果を発表しました。
暴力行為
- 2024年度の暴力行為の発生件数は、1,234件と前年度よりも減少しました。
- 暴力行為の形態としては、「けんか」が最も多く、全体の6割以上を占めています。
- 暴力行為の被害者のうち、約半数が女子生徒でした。
いじめ
- いじめ件数は、2024年度で582件と、前年度から微増しました。
- いじめが最も多く発生した場所は「教室」で、全体の4割以上を占めています。
- いじめの加害者は主に男子生徒で、被害者は主に女子生徒でした。
長期欠席
- 長期欠席者数は、2024年度で1,567人と、前年度とほぼ同程度です。
- 長期欠席の原因としては、「不登校」が最も多く、全体の7割近くを占めています。
- 長期欠席者のうち、約4割が女子生徒でした。
関連情報
横浜市は、暴力行為、いじめ、長期欠席の防止対策として、以下のような取り組みを行っています。
- いじめ防止対策条例に基づく対策強化
- スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置
- 児童生徒のメンタルヘルス支援
- 保護者との連携による家庭支援
今後の展望
横浜市は、引き続き暴力行為、いじめ、長期欠席の防止対策を強化し、より安全で安心して過ごせる学校環境の整備を目指しています。
【記者発表】令和５年度「暴力行為」・「いじめ」・「長期欠席」の状況調査結果（小中学校）について
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