九州電力の電気料金、2024年12月から値上げへ
九州電力は、2024年12月分の電気料金の燃料費等調整単価を公開しました。それによると、燃料費の高騰を理由に、料金が値上げされます。
値上げの理由
電気料金の値上げは、化石燃料である天然ガスの価格高騰が主な原因です。近年、世界的なエネルギー需要の増加とウクライナ情勢の影響で、天然ガスの価格が大幅に上昇しています。
九州電力は、発電に天然ガスを大きく依存しているため、燃料費が上昇すると電気料金も引き上げざるを得なくなります。
値上げ額
2024年12月分の燃料費等調整単価は、1kWhあたり3.18円に設定されました。これは、現在の2.30円から0.88円（約38％）の上昇となります。
平均的な家庭の負担
平均的な家庭（月間電力量260kWh）の場合、値上げにより月々の電気料金は約230円（税込）上昇します。年間では、約2,760円（税込）の負担増となります。
関連情報
- 九州電力のプレスリリース：https://www.kyushu-epco.co.jp/company/pressrelease/h34/1030_01.html
- 燃料費等調整制度：https://www.kyushu-epco.co.jp/kyusyu/energy/denki-ryokin/nenryohitou.html
九州電力は、節電を呼びかけるとともに、価格変動の影響を受けにくい再生可能エネルギーの活用や、需要予測の改善などに取り組んでいるとしています。
2024年12月分電気料金の燃料費等調整単価をお知らせします
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