サッポロホールディングス、自然関連財務情報を気候変動取り組みと統合開示
サッポロホールディングス株式会社は、2024年10月29日1時に、「TNFD（注1）情報開示フレームワークに基づく自然関連財務情報を「気候変動への取り組み」と統合開示」を発表しました。
TNFDとは
TNFD（Taskforce on Nature-related Financial Disclosures）は、自然関連リスク・機会に関する情報開示に関する国際的なタスクフォースです。自然資本の依存度が高く、環境への影響が大きい企業に対し、自然関連のリスクや機会を財務情報に反映した透明性の高い情報開示を促すフレームワークを提供しています。
統合開示の目的
サッポロホールディングスは、気候変動への取り組みと自然関連財務情報を統合開示することで、以下の目的を達成することを目指しています。
- 気候変動と自然関連リスク・機会の相互関連性を明確にする
- 自然資本への依存度と事業への影響をより包括的に開示する
- 持続可能な成長戦略の強化
開示内容
統合開示では、以下を含むTNFDフレームワークに基づいた情報が開示されます。
- 自然資本への依存度
- 自然関連リスクと機会
- 自然関連財務影響
- 自然資本の保全と持続可能な利用のための戦略
気候変動取り組みとの統合
サッポロホールディングスは、気候変動への取り組みと自然関連財務情報を統合開示することで、気候変動と自然関連リスクが事業に与える影響をより包括的に把握できるようになると考えています。この統合開示は、社内外の利害関係者に持続可能性への取り組みを明確に伝えることにも役立ちます。
今後の展開
サッポロホールディングスは、TNFDフレームワークのガイダンスが最終化され次第、統合開示をさらに発展させていく計画です。同社は、持続可能な未来の構築に向けた取り組みの一環として、自然資本の保全と持続可能な利用に引き続き取り組んでいきます。
TNFD(注1)情報開示フレームワークに基づく自然関連財務情報を「気候変動への取り組み」と統合開示
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