熱中症救急搬送増加！消防庁が注意喚起
消防庁は、2024年10月29日に2024年5月から9月までの熱中症による救急搬送件数を公表しました。
救急搬送件数の推移
この期間中に救急搬送された熱中症の患者数は、前年同期比で120％増の10,354人となりました。搬送された患者のうち、76人が死亡しています。
死亡者の特徴
死亡した76人のうち、60代以上が63人と過半数を占め、屋外での活動中が45人と最も多くなっています。また、男性が女性よりも多く、その割合は約7割です。
熱中症リスクが高い人
消防庁は、以下の人たちが熱中症のリスクが高いと注意を呼びかけています。
- 高齢者
- 幼児
- 基礎疾患のある人
- 長時間屋外で活動する人
熱中症対策
消防庁は、熱中症を防ぐために以下の対策を推奨しています。
- こまめな水分補給
- 屋外での活動は避けるか、早朝や夕方に限定する
- 通気性の良い服装を着る
- 冷房の効いた施設を利用する
- 熱中症の症状（めまい、吐き気、倦怠感など）が出たらすぐに涼しい場所に移動し、水分補給をする
関連情報
- 気象庁の熱中症に関する情報：https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/svd/eew/down
- 厚生労働省の熱中症に関する情報：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/netsusyousyokkan/
- 消防庁の熱中症に関する情報：https://www.fdma.go.jp/publication/shobokigyouten/113363-00-73.html
令和６年（５月から９月）の熱中症による救急搬送状況（令和６年10月29日）
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