徳島県、高校生のヘルメット着用率調査結果を発表
公開日： 2024年10月21日 04:56
調査内容： 徳島県は、県内の高校生の自転車利用時のヘルメット着用率を調査しました。
調査方法： 2024年9月に、県内の高校16校を対象にアンケート調査を実施。
調査結果：
- 全体的なヘルメット着用率：57.9%
- 2022年の調査結果（53.4%）から4.5ポイント上昇
- 着用率が最も高かった学年：3年生 (65.3%)
- 着用率が最も低かった学年：1年生 (47.0%)
関連情報：
- 2022年に改正された道路交通法では、自転車利用時におけるヘルメット着用が13歳未満の子供に義務化されました。
- 徳島県では、2023年に自転車条例を改正し、18歳未満の自転車利用者にヘルメット着用を義務化しています。
- ヘルメットの着用は、自転車事故による頭部外傷のリスクを大幅に低減することが実証されています。
考察：
調査結果は、ヘルメット着用率が上昇している傾向にあることを示しています。これは、道路交通法の改正や自転車条例の見直しなどの取り組みが、自転車利用時の安全意識を高めることに貢献している可能性があります。
しかし、依然として約4割の高校生がヘルメットを着用していないことが懸念されます。今後、更なる対策が必要となります。
今後の取り組み：
徳島県は、以下のような対策を実施する予定です。
- 学校や地域との連携を強化し、ヘルメット着用啓発活動を実施
- ヘルメットレンタルや購入助成制度の拡充
- 自転車事故防止パトロールの強化
県は、自転車利用時の安全を確保するため、引き続き取り組みを強化していくとしています。
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