金融庁、業界団体との意見交換内容を発表
金融庁は2024年10月18日、2023年9月に開催した業界団体との意見交換会で提起した主な論点を公表しました。
この意見交換会では、金融業界の持続的な発展と安定性を確保するために必要な課題や取り組みについて議論が行われました。金融庁側からは、以下の主要な論点が提起されました。
- 金融仲介機能の強化と持続性の向上：金融機関に安定的な収益基盤の確保や、社会の変化や技術革新への対応が求められています。
- デジタル金融サービスの健全な発展：デジタル化の進展に伴い、金融サービスの革新と顧客保護のバランスを確保することが重要です。
- 市場の健全性と投資家保護の強化：市場の公平性、透明性、効率性を確保し、投資家保護を強化する必要があります。
- 金融危機耐性と大規模事業者対応：金融機関の危機耐性を強化し、破綻時の影響を最小限に抑える対策が求められています。
- 金融サービスにおける環境・社会・ガバナンス（ESG）の考慮：金融機関には、ESG要素を事業運営や投資判断に適切に反映することが期待されています。
- 多様な人材の確保と働き方の見直し：金融業界の持続可能な発展には、多様な人材の確保と働き方の見直しが不可欠です。
金融庁は、業界団体との建設的な対話を継続し、金融業界の健全な発展と安定性確保に向けた取り組みを進めていくと表明しています。
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令和６年９月に開催された業界団体との意見交換会において、金融庁が提起した主な論点を公表しました。
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