手足口病に注意！山形市で警報発令中
山形市は2024年10月18日午前0時49分に、手足口病に関する警報を発表しました。
手足口病とは
手足口病は、エンテロウイルスの一種による感染症で、主に5歳未満の乳幼児にみられます。感染すると、発熱、のどの痛み、水疱を伴う発疹などの症状が出ます。
山形市の状況
山形市では、今シーズンこれまで222件の手足口病が報告されています。この数は、過去5年間の同時期と比べて大幅に増加しています。そのため、市は警報を発令し、注意を呼び掛けています。
症状
手足口病の主な症状は以下の通りです。
- 発熱
- のどの痛み
- 食欲不振
- 手のひら、足の裏、口の中に水疱を伴う発疹
感染経路
手足口病は、感染者の鼻や喉からの分泌物や便を介して感染します。感染した手で口や鼻を触ったり、汚染されたものを触ったりすることで感染します。
予防方法
手足口病の予防には、以下の対策が効果的です。
- こまめな手洗い
- 鼻や口を手で触らない
- 感染者との接触を避ける
- 消毒液の使用
治療方法
手足口病には特別な治療法はなく、対症療法が中心となります。
- 解熱鎮痛剤
- ガーグルや口内クリーナー
- 水分補給
重篤な合併症
ほとんどの手足口病の患者は軽症ですが、まれに無菌性髄膜炎、脳炎、心筋炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
注意喚起
山形市は、以下のことに注意を呼び掛けています。
- こまめな手洗いと消毒を徹底する
- 発熱や発疹などの症状がある場合は、医療機関を受診する
- 感染したと思われる場合は、登園や登校を控える
手足口病は感染力が強く、乳幼児がかかりやすい病気です。今シーズンの山形市では例年より多くの患者が報告されているため、十分な対策をとりましょう。
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