広島県、定点把握感染症の発生状況を発表
広島県は2024年10月18日、県内の定点把握感染症（五類感染症）の週別・月別発生状況および5年間の平均比較データを公開しました。
定点把握感染症とは
定点把握感染症とは、感染症法上で五類に分類され、一定数以上の発生があった場合に保健所が報告義務を負っている感染症です。
今回の発表データ
今回の発表では、インフルエンザ、溶連菌感染症、食中毒、百日咳、マイコプラズマ肺炎の発生状況が示されています。
注目すべきポイント
- インフルエンザ: 2022年12月以降、急激に増加し、2023年1月には5年平均を大幅に上回っています。
- 溶連菌感染症: 2023年に入ると増加傾向にあり、5年平均を上回っています。
- 食中毒: 2023年以降、減少傾向にあり、5年平均を下回っています。
- 百日咳: 2023年1月以降、増加傾向にあり、5年平均に迫っています。
- マイコプラズマ肺炎: 2023年以降、増加傾向にあり、5年平均を上回っています。
関連情報
- 広島県では、定点把握感染症の発生状況を毎週更新しています（広島県ホームページ）。
- 定点把握感染症に関する詳細情報は、国立感染症研究所のウェブサイトを参照してください。
予防対策
定点把握感染症を予防するには、以下の措置が有効です。
- 手洗い、うがいなどの適切な衛生習慣の励行
- 咳やくしゃみのエチケットの徹底
- ワクチンの接種（インフルエンザワクチンなど）
広島県は、感染症の流行状況を把握し、適切な対策を講じることで、県民の健康と安全を守っています。
広島県における定点把握感染症(五類)の週別・月別発生状況・5年平均比較
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