パナソニック、SBTiから「ネットゼロ目標」認定取得
2024年10月17日、パナソニックグループは、サステナビリティの国際イニシアチブ「Science Based Targets initiative（SBTi）」から「ネットゼロ目標」の認定を取得しました。
「ネットゼロ目標」とは
「ネットゼロ目標」とは、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指す目標のことです。SBTiは、企業や組織が、気候変動への影響を科学的根拠に基づいて評価し、排出削減目標を設定するための基準を策定しています。
パナソニックの目標
パナソニックは、SBTiの認定基準に基づき、以下の目標を設定しています。
- 温室効果ガス排出量のスコープ1と2を2030年までに2019年比50％削減
- 温室効果ガス排出量のスコープ3を2050年までに2019年比90％削減
関連情報
- スコープ1：企業自らが直接排出する温室効果ガス（燃料の燃焼など）
- スコープ2：企業が使用する電力の発電時に排出される温室効果ガス
- スコープ3：企業の事業活動に関連する、他社からの間接排出を含む温室効果ガス（原材料の調達、製品の使用など）
パナソニックの取り組み
パナソニックは、この目標を達成するために、以下を含むさまざまな取り組みを展開しています。
- 再生可能エネルギーの導入
- エネルギー効率の向上
- サプライチェーンでの排出削減
- 持続可能な製品の開発
今後の見通し
パナソニックは、SBTiによる「ネットゼロ目標」の認定取得を「非常に重要なマイルストーン」と位置づけています。同社は今後も、気候変動の課題に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
パナソニックグループがSBTiから「ネットゼロ目標」の認定を取得
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