東京都が東京地下鉄株式の売出価格・株式数を公表
2024年10月15日、東京都は東京地下鉄株式会社（以下、東京メトロ）の株式の一部を売却する「株式売出し（公募）」（以下、売出し）に関する詳細を発表しました。
売出概要
- 売出期間：2024年10月22日（火）～10月28日（月）
- 売出株数：東京メトロ株式 784,574株（自己株式を除く発行済み株式総数の約5.1%）
- 売出価格：1株あたり 2,327円
- 売出総額：約182億円
関連情報
東京都は以前から、東京メトロ株式を一定程度売却して財源を確保し、都市基盤の充実などに充てる方針を表明していました。今回の売出しは、その一環として行われます。
東京メトロは、東京23区を中心とした地下鉄路線を運営する大手私鉄です。主要路線には、銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線などがあります。
売出しの影響
今回の売出しにより、東京都は東京メトロ株式の議決権ベースの保有比率が約51.7%から約46.6%に低下します。ただし、引き続き東京メトロの過半数の株式を保有し、経営権を維持することになります。
また、売出しに際して東京メトロが調達した資金は、都市基盤の整備や東京オリンピック・パラリンピック関連事業の推進などに充てられる予定です。
投資家への影響
売出しは、投資家が東京メトロの株式を購入する機会となります。東京メトロは安定した収益を上げている企業であるため、投資家から注目を集めることが予想されます。
ただし、株式市場の動向によっては、売出価格よりも低い価格で取引される可能性もあります。投資を検討する際は、十分な調査とリスクを理解することが重要です。
その他
売出しの詳細は、東京都の公式ウェブサイトや証券会社などを通じて確認できます。
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