三重県、斎宮歴史博物館開館35周年を記念してセレモニーを開催
三重県は2024年10月12日午前3時に、斎宮歴史博物館の開館35周年を記念するセレモニーを開催します。
斎宮歴史博物館は、1989年10月12日に開館した、三重県多気郡明和町にある歴史博物館です。斎宮は、平安時代に天皇に仕えた未婚の皇女が伊勢神宮に奉仕するために過ごした場所であり、博物館では斎宮に関する資料や研究成果を展示しています。
記念セレモニーの概要
- 日時：2024年10月12日午前3時
- 場所：斎宮歴史博物館
- 内容：
- 開会挨拶（三重県知事）
- 来賓祝辞
- 記念講演（内容未定）
- 鏡開き
- 祝賀会
斎宮の歴史
斎宮は、天武天皇の時代に始まった制度で、未婚の皇女が伊勢神宮の斎王として奉仕するために伊勢の国に派遣されました。斎王は潔斎して伊勢神宮に仕え、国の繁栄と天皇家の安泰を祈願していました。
平安時代中期以降、斎宮は伊勢の国ではなく、現在の多気郡明和町に設けられました。斎宮は「斎宮寮」と呼ばれる官庁が管轄し、斎王をはじめとする数百人の女官や職員が生活していました。
斎宮は1331年に廃止されました。しかし、1970年代に遺跡が発掘され、斎宮歴史博物館が建設されました。現在では、遺跡や博物館を通して、斎宮の歴史や文化を学ぶことができます。
関連情報
- 斎宮歴史博物館公式ウェブサイト：https://saikuu.pref.mie.lg.jp/
- 三重県観光連盟の斎宮の紹介ページ：https://www.kankomie.or.jp/spot_detail/2045
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