四国電力の伊方発電所3号機に不具合、定期検査の工程に影響
概要
2024年10月11日、四国電力は伊方発電所3号機の炉内核計装装置に不具合が発生し、この不具合のため定期検査の工程に影響が出ると発表しました。
炉内核計装装置の不具合
炉内核計装装置は、原子炉内の核反応を監視し、安全を確保するために重要な機器です。今回の不具合は、装置の検出器の一部に異常が見つかったとのことです。
定期検査への影響
不具合により、定期検査の一部工程を延期する必要があることが判明しました。定期検査は、原子炉を停止して安全性の向上や機器の維持管理を行う重要な作業です。
現時点での影響
現時点では、不具合による発電への影響はなく、電力供給に支障はないとしています。また、放射性物質の漏洩も確認されていません。
今後の対応
四国電力は、不具合の原因究明と修理作業に取り組んでおり、定期検査の延期スケジュールに関する最新情報については適宜発表するとしています。
関連情報
- 伊方発電所は、愛媛県伊方町にある原発で、3号機は2011年の福島第一原子力発電所事故後に稼働を停止していました。
- 四国電力は、3号機の再稼働を目指しており、2023年3月に原子力規制委員会に再稼働申請を行っています。
- 今回の不具合は、再稼働に向けた定期検査の工程に影響を及ぼすため、今後の再稼働スケジュールに影響が出る可能性があります。
まとめ
四国電力の伊方発電所3号機の炉内核計装装置に不具合が発生し、この不具合のため定期検査の工程に影響が出ることが判明しました。現時点では発電や電力供給に影響はなく、放射性物質の漏洩も確認されていません。四国電力は、原因究明と修理作業に取り組んでおり、定期検査の延期スケジュールを適宜発表する予定です。
伊方発電所3号機 炉内核計装装置の不具合および定期検査の工程について(第4報)
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