三重県、大阪・関西万博で伝説の刀「宝刀 村正」を展示
三重県は、2024年10月11日から開催される「大阪・関西万博」の「関西パビリオン」に設ける自県のブースで、伝説的な刀剣「宝刀 村正」を展示することを決定しました。
宝刀 村正について
宝刀 村正は、平安時代末期に活躍した刀工・村正が鍛造したと伝えられる日本刀です。その切れ味と妖刀の伝説で知られ、多くの人を魅了し続けています。
村正の刀は、豊臣秀吉や徳川家康などの著名な武将にも愛用されましたが、祟りがあると恐れられ、江戸時代には製造が禁止されました。そのため、現存する村正の刀は非常に希少で貴重とされています。
展示内容
大阪・関西万博では、三重県ブースに展示される宝刀 村正は、三重県桑名市にある桑名宗社が所蔵するものです。この村正は、平安時代末期の作と推定され、長さ約68センチメートル、反り約2.6センチメートルです。
展示は、2024年10月11日から10月24日までを予定しています。期間中は、村正の切れ味や妖刀伝説などについて、専門家が解説するイベントも開催されます。
三重県の思い
三重県はこの展示を通して、日本刀文化の素晴らしさを世界に発信するとともに、三重県が誇る歴史的・文化的な魅力をアピールしたいとしています。
また、大阪・関西万博は、持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けた取り組みの場でもあることから、宝刀 村正の展示を通じて、伝統文化の継承や歴史的資源の活用について考えるきっかけを提供したいとも考えています。
大阪・関西万博関西パビリオン三重県ブースにおいて 「宝刀 村正」を展示することを決定しました
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