広西・南寧市で中国ASEAN博覧会が開催、経済貿易協力の展望報告書が発表
2024年10月11日、中国・広西チワン族自治区の省都、南寧市で第19回中国-ASEAN博覧会（以下、博覧会）が開催されました。博覧会では、日本貿易振興機構（JETRO）が「中国ASEAN経済貿易協力展望報告2024－2025」を発表しました。
中国ASEAN博覧会とは？
中国ASEAN博覧会は、中国とASEAN諸国間の経済貿易協力を促進することを目的として、2004年に創設された毎年恒例のイベントです。幅広い産業や投資機会を紹介する展示会、フォーラム、ビジネスマッチングイベントなどが開催されます。
経済貿易協力展望報告2024－2025の概要
JETROが発表した報告書は、中国とASEAN諸国間の経済貿易協力の現状と展望を分析しています。報告書によると、
- 中国とASEANの経済規模は合計で32兆ドルを超え、世界経済の約3分の1を占めています。
- 両地域間の貿易額は過去10年間で3倍以上に増加し、2023年には8170億ドルに達しました。
- 2024年と2025年には、中国とASEANの経済成長が続く見込みで、経済貿易協力がさらに拡大すると予想されています。
注目すべき産業と分野
報告書は、中国とASEAN諸国間の経済貿易協力における次の産業と分野に注目しています。
- デジタル経済
- eコマース
- インフラ開発
- 持続可能なエネルギー
- 観光
日本企業にとっての機会
JETROの報告書は、日本企業が中国とASEAN諸国間の経済貿易協力の拡大から恩恵を受けるための機会を特定しています。
- 日本企業は、デジタル経済や持続可能なエネルギーなどの分野で強みを持っています。
- ASEAN諸国は、日本企業にとってインドネシアやベトナムなどの魅力的な投資先です。
- 日本政府は、日本企業のASEAN進出を支援するためのさまざまなプログラムを提供しています。
中国とASEAN諸国間の経済貿易協力が拡大を続ける中で、日本企業は参入し、この繁栄に参加する機会があります。
広西・南寧市で中国ASEAN博覧会開催、経済貿易協力展望報告2024－2025を発表
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