警備員の機転で還付金詐欺を未然に防止
2024年10月7日、奈良県警は、還付金詐欺被害を未然に防止したとして、警備員の男性に感謝状を贈呈しました。
事案の概要
10月7日午後、奈良市の商業施設で、70代の女性が「還付金がある」との電話を受け、コンビニエンスストアで電子マネーを購入しようとしていました。
警備員の対応
施設内の警備員である男性は、女性の挙動が不審だと感じ、声をかけました。女性から話を聞くと、還付金詐欺の特徴と一致していたため、警察に通報するよう促しました。
警察の対応
警察が駆け付けると、女性のスマートフォンから、詐欺グループが送ったとみられるメッセージを確認しました。女性は、男性の機転により、被害を免れました。
警察の感謝
奈良県警の担当者は、「警備員の機転と迅速な対応によって、被害の拡大が防がれた。感謝したい」と述べました。
還付金詐欺の特徴
還付金詐欺は、電話やメールで「税金や保険料の還付がある」と連絡し、相手に電子マネーやギフト券を購入させて振り込ませる手口です。
- 官公庁や金融機関を名乗る。
- 電話やメールで連絡をしてくる。
- 電子マネーやギフト券を購入するよう指示する。
- 電話をすぐに切らせないようにする。
防犯対策
- 還付金に関する連絡は電話やメールでは行われない。
- 電子マネーやギフト券を購入するよう指示されたら詐欺を疑う。
- 不審な電話やメールがあったら警察や消費者センターに相談する。
(10月7日)還付金詐欺被害を未然に防止した警備員へ感謝状を贈呈
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