京都市消防局が「統括防火管理制度」を公開
2024年10月10日01:00、京都市消防局は「統括防火管理制度」を公開しました。
統括防火管理制度とは
統括防火管理制度とは、特定の地域や施設において、火災の発生や拡大を防止するための総合的な防火管理体制を確立するための制度です。
対象区域と対象施設
京都市内で下記の条件を満たす地域や施設が対象となります。
- 人口密度が1ヘクタールあたり1,000人以上
- 木造建築物や危険物が多く、火災発生の危険性が高い
制度の概要
この制度では、対象区域や施設ごとに「統括防火管理者」が選任されます。統括防火管理者は、消防機関と連携して、以下の役割を担います。
- 火災予防に関する情報の収集と提供
- 火災発生時の初期消火や避難誘導などの対応
- 防火設備の整備と維持管理
- 火災予防訓練の実施
- 住民への防火啓発
関係機関との連携
統括防火管理者は、消防機関だけでなく、警察、自治会、関係事業者とも連携して、効果的な防火対策を実施します。
期待される効果
この制度の導入により、以下のような効果が期待されています。
- 火災発生率の低下
- 火災による被害の軽減
- 地域住民の防火意識の向上
関連情報
- 京都市消防局のウェブサイト：https://www.city.kyoto.jp/shobo/
- 統括防火管理制度パンフレット（京都市消防局）：https://www.city.kyoto.jp/shobo/page/0000292529.html
京都市消防局は、この制度の徹底した実施により、市民の安全と安心を守ることに努めています。
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